「子供に関わる仕事がしたい」「生涯の仕事とするために国家資格・免許を持ちたい」など、
あなたと同じ「夢」や「目標」に向かっている先輩たちに、
いま「何を学び、何を身に付けている」のかを聞いてみました。

保育者として必要なことが身に付く、そのための学習体制があります。

先輩方がさまざまな就職で道を開いてくれていることや、児童養護施設や司書といった就職の幅の広さが魅力で入学を決めましたが、ピアノの入学前学習などの手厚い学習支援や、技術を身に付けるための現場を想定した授業などは入学後に実感した素晴らしい点です。おかたんで「保育者として必要なこと」をしっかり学べていると思います。

子どもに寄り添う保育者に。

引っ越しばかりだった幼少期に先生から友達づくりのアドバイスをいただいた経験があり、僕もこうした嬉しい気持ちを子どもの心に育んであげたいと思っています。「楽しく頑張る、頑張ればできる」というおかたんでの学びを活かし、子どもと共に成長できる保育者をめざします。

萩原 健太さん
幼児教育学科 2年/岡山県立倉敷工業高等学校出身

卒業生インタビュー

「夢」や「目標」を実現させ、食・栄養・人・健康などの分野で活躍する卒業生たち。
おかがくで学び、身に付けたことを活かして、「どんな人物になることができたのか」を聞いてみました。

「人をつくる教育」の教えを、教育者・経営者として実践。
おかたんは私の原点です。

「人をつくる教育」。それを教育者として40年間実践しています。当時は、時の学長先生から経営のことを、夫人から“女性としてあるべき姿”を直々に習ったものです。卒業の日に、学長先生から「将来は幼稚園や保育園を経営する人になってもらいたい」とお言葉をいただいたことは、今でもはっきりと覚えています。結婚後に一度教育者の職を離れましたが、やはり幼児教育のことが常に頭にあり、夫にも助けられ、子どもを抱えながら30歳で開園しました。周りの人を幸せにするという両親の教えや夫の理念が叶えられているのも、この母校での学びを原点にできたからでしょう。

わたしの仕事

八幡保育園、八幡乳児保育園、浅口はちまん認定こども園の統括園長として働いています。子どもの可能性・人間性を広げ心豊かに育って欲しいと願い様々な「まなび」を保育に取り入れています。マーチングアンサンブルやスポーツ界を代表する指導者による体育、生け花や茶道など、子どもたちの個性を伸ばす取り組みを行っています。

中塚 志津子さん
社会福祉法人 八幡福祉会 統括園長

人と人との関係づくりに、おかたんでの学びが基礎となって活きています。

“人”の職場なので、豊かな人間性を育むおかたんの教育が基礎となって、子どもとのやりとりや、保護者の方とのコミュニケーションができていると思います。実務面では「表現」の授業やピアノの技術、ゼミで学んだことなどが役立ちました。「表現」で習った手遊びも使っていますよ!おかたんで初めてピアノに挑戦したように、色んなことにトライしたいと思っていますが、それは自身の経験が保育に活きるという考えがあるからです。保育者をめざす方も、いつか子どもの前に立つときのためにやりたいことに挑戦をしていきましょう!

わたしの仕事

倉敷市の唐琴王子保育園勤務です。今年度は、決まったクラスに入らず、0歳〜5歳児の全クラスをフリーに見ています。クラス担任の補助としての役割を果たしながら、園の行事の企画・準備・進行なども行っています。保育士は大変な職業ですが、実際に現場に立つと、これから求められる大事な職業だと実感します。

安原 和輝さん
平成18年3月卒業/唐琴王子保育園