Society5.0時代の現場に即応できる管理栄養士を育てています。


専門的学習成果を獲得する管理栄養士課程として栄養士の免許及び管理栄養士の国家試験受験資格を得る教育課程を編成しています。また、授業においては、科目の専門的学習成果のみではなく汎用的学習成果も獲得できるように実施しています。

基礎教育科目

汎用的学習成果の獲得を支援する多彩なカリキュラム。

Society5.0時代に必要な3つの力(クリエイティブ力・マネジメント力・ホスピタリティ力)をしっかりと築きます。

人間の発達
(基礎教育科目)

人の生涯発達の各時期の特徴について学び、自分自身の生をどのように捉え意味づけていくのか、将来の発達課題に対して、幅広い視野から捉えることを学修する。

正しい日本語
(基礎教育科目)

社会生活を送る上で身に付けておくべき文章表現に関する基本的な知識と技能、国語基礎力(敬語・文法・語彙・言葉の意味・表記・漢字)を充実させ、さらに、描写の文章・説明の文章・論説の文章について表現の特色を身に付ける。

基礎化学
(基礎教育科目)

私たちの身の回りにあるものを化学物質として認識し、物質や現象を科学的に捉えるミクロな視点から眺める力と、それを表現する方法を学び、生活に必要な物質を正しく扱う「化学の目」を身につける。

基礎生物学
(基礎教育科目)

「生物」の条件である「生命活動の維持」および「生命の連続性」の基礎を学ぶとともに、「アポトーシス」や「老化」「疾患」など様々な生物学・医学における最新の情報も学修する。

ICTリテラシーⅠ
(基礎教育科目)

Society5.0時代に対応できる管理栄養士になるために、コンピュータの基礎・情報の形態と収集の方法、インターネットの仕組とWebシステム、情報の伝達、セキュリティーと法令遵守及びICT活用の問題解決について学ぶ。

データサイエンスⅠ・Ⅱ

(基礎教育科目)

基礎数学の修得を基礎に、栄養士・管理栄養士の専門分野に必要な数学の応用能力の習得を目標として、関数、確率、統計などの講義と問題演習を行う。本学の管理栄養士養成課程の専門科目においては観察、実験、調査その他のいろいろな方法によって得られたデータを整理し、分析する能力が要求される。データサイエンスⅠでは個々のデータの性質や、集団から得られたデータの整理方法について学び、その後に得られたデータから一般的な法則を見出すために使われるさまざまな統計手法や考え方を学んでデータサイエンスを実務に役立たせることを視野にいれた講義と演習を行う。データサイエンスⅡでは、データサイエンスⅠに引き続いて、関数、確率、統計などについて講義と問題演習を行いながら、個々のデータの性質や、集団から得られたデータを整理し、これらから一般的な法則を見出すために使われるさまざまな統計手法や考え方を学ぶ。

 

体育実技
(基礎教育科目)

各種スポーツを通して積極的にスキルレベルの向上を図ると共に、現代社会に即した豊かな体育的教養を獲得し、運動技能の向上や身体諸器官の発育発達及び身体活動を通して社会態度や安全意識などの人間形成を図る。

栄養士基礎理解
(基礎教育科目)

今日、Society5.0時代に相応しい男女ともに健康寿命を3年以上延伸し75歳以上とすることを目指す健康寿命延伸プランの推進など激変する社会背景をふまえ、栄養・食を通して、人々の健康と幸福に貢献する管理栄養士・栄養士に求められる役割は、高度化、複雑化、多様化してきている。少子高齢化が進展する中、生活習慣病の増加、社会生活を営むために必要な機能の低下など、健康課題は複雑化、深刻化している。食生活の多様化に伴い、栄養の不足と過剰が共存する栄養障害の二重苦が大きな課題となっている。また、家庭における共食機会の減少、日本の伝統的食文化継承の危機、食品ロスの増大、食の安全への不安、食物供給の過度の海外依存等、食生活や食糧供給をめぐる課題も複雑化している。

そのため使命感を備えた管理栄養士・栄養士を養成することを目指し、本授業ではその基礎となる以下の5点を目標とするとともに、管理栄養士・栄養士として求められる「態度」(マナー・学習態度)・「信念」(管理栄養士・栄養士になろうとする信念・継続的な努力)」・「倫理観」を修得する。

①管理栄養士・栄養士養成校である本学の教育について理解する。

②管理栄養士・栄養士の働く現場との現状と職域の目的と課題について理解する。

③管理栄養士・栄養士の仕事と社会的使命と倫理観を理解する。

④管理栄養士・栄養士として求められる心と体の健康作りの方法を理解する。

⑤管理栄養士・栄養士になるための自己課題・克服方法を自覚する。

 

専門科目

豊かな人間性と、高い専門的能力。
どちらも身に付く多彩なカリキュラム。

管理栄養士に求められる専門領域の能力を磨き、保健・医療・福祉・介護など各々の分野で活かせるマネジメント能力や、栄養指導ができる力を養成する充実のカリキュラムです。

プレゼンテーション
(現代生活基礎科目)

本授業では、パソコンソフトのパワーポイントで作った一対多数形式のプレゼンと、授業中に創作した寸劇を少数対多数形式のプレゼンを実施することで、効果的にプレゼンを成功させるためのノウハウを学習する。

公衆衛生学Ⅰ
(専門基礎分野/

社会・環境と健康)

疾病の疫学的パターンを解説し、感染症と生活習慣病対策へのライフスタイルの矯正と実践指導、早期診断等について学ぶ。

基礎栄養学実験
(専門分野・基礎栄養学)

糖質、タンパク質、食物繊維の特徴、性質を理解するために各栄養素や食物繊維を用いてそれらの物理的、化学的性質を実験によって調べていく。

応用栄養学実習
(専門分野・応用栄養学)

栄養アセスメントに必要な栄養状態判定の指標としての身体計測、生化学検査、臨床診査、食事摂取調査などを理解し、それを評価する技術について学ぶ。

栄養教育管理
(専門分野・栄養教育論)

健康・栄養教育に関する理論と方法、行動科学やカウンセリングの理論と技術等を活用し、適正な栄養教育を行う能力を養う。

栄養教育論実習Ⅰ・Ⅱ
(専門分野・栄養教育論)

栄養教育論実習Ⅰは、健康・栄養状態、食行動、食環境などの評価・判定に基づく栄養教育プログラムの作成・実施・評価を総合的にマネジメントする基礎的実践技術を修得する。

栄養教育論実習Ⅱは、Ⅰで学んだ基礎的実践技術を応用し、ライフスタイル、ライフサイクルにおける行動科学やカウンセリングを導入した栄養教育技術を重視して実習する。

臨床栄養学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
(専門分野・臨床栄養学)

疾病時における人体の変化(病態生理)を理解して、それぞれの症状または原因に対応した治療と食事療法の考え方を総論的に学ぶ。
Ⅰで学んだ基礎知識に加えて、それぞれの症状または原因に対応した治療と食事療法の考え方をより専門的に追及する。

栄養状態の評価・判定、栄養補給、栄養教育、食品と医薬品の相互作用及び医療・介護制度やチーム医療における管理栄養士の役割について学ぶ。

臨床栄養学実習
(専門分野・臨床栄養学)

具体的な症例を基に、特に身体計測による評価・判定方法や、ベッドサイドでの栄養指導技術、チーム医療でのコミュニケーションを円滑に進める方法を学ぶ。

公衆栄養学実習
(基礎分野・公衆栄養学)

地域の一般住民に対する栄養教育の場を想定して、栄養調査による食生活の実態把握や栄養教育の企画及び教育方法などについての模擬実習を行う。

給食経営管理論Ⅰ
(基礎分野・給食経営管論)

病院、学校、福祉施設、事業所など、給食運営における栄養面や安全面、経済面全般のマネジメントを行う基本的能力を養う。

 給食経営管理実習Ⅰ・Ⅱ
(基礎分野・給食経営管理論)

給食経営管理実習は給食経営管理論Ⅰ及び給食経営管理論Ⅱで学んだ組織的な給食運営のマネジメントの手法を学内の給食経営管理実習室で実践する。

給食運営や関連の資源を総合的に判断し、栄養・安全・経済面全般のマネジメントを行う能力を養い、マーケティングや組織管理などの理論と実践を統合させる実習を行う。

総合演習
(専門分野・総合演習)

基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論の専門分野の知識及び技術を統合し、横断した演習を行う。

 

食品学総論実験
(専門基礎分野・食べ物と健康)

食品中の栄養素や食物繊維の分析、食品成分が調理や加工によってどのように変化するかを定量的に実験させ、個々の食品の特徴と食品を扱う場合の細やかな注意点を理解させる。実験内容は糖質、タンパク質、アミノ酸、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維を各項目毎に条件を変え抽出、定量を行う。

食品学各論実験Ⅱ
(専門基礎分野・食べ物と健康)

植物性食品、動物性食品、油脂食品、発酵食品、甘味料、嗜好飲料などの基本的性質を理解し、加工と貯蔵への応用を実験によって修得する。

食品加工学実習
(専門基礎分野・食べ物と健康)

パン、麺類、ジャム、ソーセージ、こんにゃく、豆腐などの製造を行い、糖分・塩分それらの混合物を用いた官能検査も行う。

調理学Ⅰ・Ⅱ

(専門基礎分野・食べ物と健康)

調理とは、食品素材をおいしく、すぐに食べられように調製することであり、衛生的で安全な食べ物に調製し、食品素材の栄養効率を高め、嗜好特性を高めることを目的とする。食事計画に基づいた献立作成とそれに伴う食品材料の選択が必要となる。さらに、調理操作、厨房設備、調理器具、エネルギー源、料理の価値を増し食欲を起こさせる演出道具としての食器による心理的効果、食文化の歴史的変遷と行事食・饗応食・伝承料理や食習慣等について解説する。調理は、経験と習熟度が要求される技術であるが、近年においては、調理を行なうことによる食品の栄養成分の変化や食品の物性の変化についても考慮することが要求されている。また、衛生管理の方法に基づいた調理手法の検討を行なうことにより、精神的安定感と満足感を与え、その食生活の質を高めることができる。これらのことを考慮に入れ、健康あるいは疾病時の食生活をより豊かなものにするための調理のあり方について学ぶ。

調理学実習Ⅲ

(専門基礎分野・食べ物と健康)

調理器具の使い方、調理法、献立作成、多様化した食品素材の選択などに配慮し、安全性と嗜好性を満足させる調理方法を探究する。

 

 

フードスペシャリスト
専門フードスペシャリスト資格認定証

view more

栄養教諭一種免許状

 

 

view more


図書館司書

 

view more